
こんにちは、ふくちゃんです。
2021シーズンのJリーグ開幕まであと1ヶ月を切りましたね。
各クラブ日々いろんな移籍情報が届いており、開幕まで待ち遠しいです。
この記事では思い切って2021年シーズンのJ1リーグ順位予想をしていきます。
完全に私見による予想なので、「こういう考え方もある」という感じで参考にしていただけると嬉しいです。
では、いってみましょう!
【2021シーズン】J1リーグ順位予想【17位〜20位】
この記事では、各クラブの
・昨シーズンの成績
・移籍情報
・注目選手
・監督
・順位予想の理由
について、解説していきます。
2021シーズンのJ1リーグは20クラブが参戦し、その内20%の4クラブが降格するという厳しい戦いになります。
2021シーズンJリーグのレギュレーションは↓をご覧ください。
まず、この記事では17位〜20位までを予想していきます。
あくまで予想として楽しんでいただけると嬉しいです!
1位〜4位の予想はこちら↓
5位〜8位の予想はこちら↓
9位〜12位の予想はこちら↓
13位〜16位の予想はこちら↓
2021シーズンJ1リーグ順位予想【20位】ベガルタ仙台
降格圏の20位に予想したのはベガルタ仙台です。
昨シーズンの成績
ベガルタ仙台の昨シーズンの成績は↓です。
J1リーグ 17位
勝ち点:28 6勝10分18敗
得点数:36 失点数:61 得失点差:-25
コロナウイルス拡大による降格なしのレギュレーションがなければJ2降格圏と厳しいシーズンでした。
監督
ベガルタ仙台の2021シーズンの監督は手倉森誠 新監督です。
仙台は2020年シーズンの結果を受けて木山監督を解任し、2021年シーズンは8シーズンぶりに手倉森監督を招聘して、再起を図ります。
移籍情報
2021/2/3現在の移籍情報は↓の通りです。
【IN】
GKストイシッチ[←ポルティモネンセSC U-23(ポルトガル)]
FWエマヌエル オッティ[←FCヴィゼラ(ポルトガル)]
MF氣田 亮真[←長崎]
DF長倉 颯[←岐阜]
FW皆川 佑介[←横浜FC]
MF秋山 陽介[←名古屋]
FWマルティノス[←浦和]
MF上原 力也[←磐田/期限付き移籍]
GK井岡 海都[←仙台大]
MF加藤 千尋[←流通経済大]
DFアピアタウィア 久[←流通経済大]
DF真瀬 拓海[←阪南大]
【OUT】
DF金 正也[→未確定]
MF飯尾 竜太朗[→秋田]
DFパラ[→未確定]
MF兵藤 慎剛[→未確定]
FW山田 寛人[→C大阪/期限付き移籍期間満了]
DF常田 克人[→松本]
FWアレクサンドレ ゲデス[→ヴィトーリアSC(ポルトガル)/期限付き移籍期間満了]
GK川浪 吾郎[→広島]
FW長沢 駿[→大分]
DF柳 貴博[→札幌]
MF椎橋 慧也[→柏]
DF浜崎 拓磨[→松本]
FWジャーメイン 良[→横浜FC]
GK関 憲太郎[→山口]
GKイ ユノ[→未確定]
注目選手
ベガルタ仙台の注目選手は浦和からの新加入となるFWマルティノスです。
2020シーズンは浦和で23試合に出場し、4得点5アシストと活躍しました。
スピードを活かしたドリブルが持ち味で、浦和の前に所属していた横浜Fマリノス時代から乗り出すと止められない印象があります。
マルティノスがフィットすれば、サイドからの得点力は上がると考えています。
順位予想の理由
ベガルタ仙台を20位と予想した理由は2点あります。
得点力に欠ける
ベガルタ仙台の得点数は2020シーズンJ1ワースト2位の36得点でした。
FW長澤が9得点 アレクサンドレ・ゲデスが5得点 ジャーメイン良が2点していましたが、3人とも2020シーズンをもって仙台を退団となっています。
中でも長澤は33試合とほぼ全ての試合に出場したエース級の選手だったため、得点力の柱を失うことになります。
新加入としてFWマルティノスと皆川、エマヌエル・オッティを獲得しました。
マルティノスはサイドアタッカーのため、皆川にストライカーとしての能力が期待されます。
エマヌエル・オッティは未知数ですが、海外からの移籍のためチームへのフィットに時間がかかる可能性があります。
新加入選手たちがフィットできず得点が奪えないまま序盤戦で苦戦してしまうことを想定しています。
退団選手の穴が大きい
手倉森監督を招聘して再起を図る仙台ですが、退団選手の穴がかなり大きいことも2021シーズンでの苦戦を予想させます。
FW陣の退団に加え、2020シーズン33試合出場の椎橋が退団することになりました。
23歳と若く、伸び盛りな選手でもあった彼の移籍は、チームに少なからず影響を与えることになりそうです。
この2点から仙台を20位と予想しましたが、手倉森監督の手腕で早めに得点パターンを確立できれば、シーズン中位くらいまではいける可能性もあると考えます。
経験豊富な手倉森監督の手腕で開幕当初からチームをまとめ、新加入選手たちが序盤でフィットできるかどうかが、シーズン全体の鍵を握るといったところでしょうか。
2021シーズンJ1リーグ順位予想【19位】徳島ヴォルティス
続いて19位に予想したのは、昇格組の徳島ヴォルティスです。
昨シーズンの成績
徳島ヴォルティスの昨シーズンの成績は↓です。
J2リーグ 優勝
勝ち点:84 25勝9分8敗
得点数:67 失点数:33 得失点差:34
J2リーグを優勝して、7年ぶりのJ1復帰を決めました。
監督
徳島ヴォルティスの2021シーズンの監督はダニエル・ポヤトス新監督です。
昨シーズンJ2リーグ優勝に導いたリカルド・ロドリゲス監督が浦和に移籍し、ポヤトス監督が招聘されました。
移籍情報
2021/2/3現在の移籍情報は↓の通りです。
【IN】
MF藤田 譲瑠チマ[←東京V]
FW宮代 大聖[←川崎F/期限付き移籍]
MF杉森 考起[←名古屋]
FW垣田 裕暉[←鹿島/期限付き移籍期間延長]
FW鈴木 輪太朗 イブラヒーム[←日大藤沢高]
DF鈴木 大誠[←琉球/期限付き移籍期間満了により復帰]
MF大森 博[←修徳高]
FW西野 太陽[←京都橘高]
GK後東 尚輝[←徳島ユース]
【OUT】
FW坪井 清志郎[→新潟シンガポール/期限付き移籍]
MF森田 凜[→奈良クラブ/育成型期限付き移籍]
FW押谷 祐樹[→藤枝]
MF梶川 諒太[→東京V/期限付き移籍]
DF久米 航太郎[→ヴェルスパ大分/育成型期限付き移籍]
FW武田 太一[→長野/育成型期限付き移籍]
MF榎本 大輝[→名古屋/期限付き移籍期間満了]
MF島屋 八徳[→山口]
DF秋山 拓也[→長野]
MF清武 功暉[→琉球]
MF表原 玄太[→松本]
DF奥田 雄大[→いわきFC/期限付き移籍]
注目選手
徳島の注目選手はFW垣田 裕暉です。
鹿島アントラーズからのレンタル移籍が延長となり、徳島でJ1の舞台に挑むこととなります。
2020シーズンJ2リーグでは42試合17得点と得点ランキング3位に輝いており、その得点力がJ1でどこまで通用するのか見ものです。
順位予想の理由
徳島ヴォルティスを19位と予想する理由は以下の2点です。
新監督の手腕が不明瞭
2021シーズンから徳島ヴォルティスを率いることになった、ダニエル・ポヤトス監督ですが、その手腕は不明瞭です。
経歴を確認すると、スペイン・アトレティコマドリードの分析コーチやレアルマドリードのアンダーカテゴリーの監督は務めていますが、トップリーグでの監督経験は2020シーズンのギリシャ・パナシナイコスのみとなっています。
リカルド・ロドリゲス前監督の「繋ぐサッカー」を継承する監督らしいですが、日本での生活への順応も含め、うまくいくかどうかはごぶごぶといったところでしょうか。
J1での現実的な戦い方に不安
昨シーズンの徳島ヴォルティスは「繋ぐサッカー」で見事J2リーグを優勝しました。
しかし、J1リーグはJ2リーグとはプレースピードも変わってくるので、得意の形に持ち込める回数も減ると考えられます。
パスがつなげないような試合で現実的に勝ち点を稼ぐ戦い方ができるかどうかが、鍵をにぎります。
また、2021シーズンはオリンピックの中断期間もありJリーグの日程が過密であるだけでなく、ルヴァンカップへの参戦など、昨年より戦力の充実が必要となります。
今のところ、選手層の厚さでは過密日程をこなしきれない可能性もあり、この順位の予想となりました。
2021シーズンJ1リーグ順位予想【18位】湘南ベルマーレ
18位に予想したのは、湘南ベルマーレです。
昨シーズンの成績
湘南ベルマーレの昨シーズンの成績は↓です。
J1リーグ 18位
勝ち点:27 6勝9分19敗
得点数:29 失点数:48 得失点差:−19
2020シーズンはJ1最下位と苦しんだシーズンでした。
監督
2021シーズンの湘南ベルマーレの監督は浮嶋 敏監督です。
2020シーズンからの続投となります。

移籍情報
2021/2/3現在の移籍情報は↓の通りです。
【IN】
FWウェリントン ジュニオール[←ポルティモネンセSC(ポルトガル)/期限付き移籍]
GK谷 晃生[←G大阪/期限付き移籍期間延長]
GK立川 小太郎[←長野]
FW町野 修斗[←北九州]
DF高橋 諒[←松本]
MF中村 駿[←山形]
MF名古 新太郎[←鹿島/期限付き移籍]
DF山本 脩斗[←鹿島]
FW池田 昌生[←福島]
MF横川 旦陽[←湘南U-18]
FWウェリントン[←ボタフォゴSP(ブラジル)]
MF平松 昇[←立正大]
MF平岡 大陽[←履正社高]
MF田中 聡[←湘南U-18]
【OUT】
FWトカチ[→福島]
GKキム ミンジュン[→慶南FC(韓国)]
GK真田 幸太[→おこしやす京都AC/期限付き移籍]
DF福島 隼斗[→福島/育成型期限付き移籍期間延長]
GK秋元 陽太[→愛媛/期限付き移籍]
MF澤田 恒[→TSV STEINBACH(ドイツ)]
FW和田 響稀[→ラインメール青森]
MF中川 寛斗[→京都]
FW指宿 洋史[→清水]
DF坂 圭祐[→大分]
MF新井 光[→鳥取/育成型期限付き移籍期間延長]
FW鈴木 国友[→松本]
DF馬渡 和彰[→川崎F/期限付き移籍期間満了]
GK後藤 雅明[→金沢]
MF金子 大毅[→浦和]
MF松田 天馬[→京都]
MF横川 旦陽[→鳥取/期限付き移籍]
MF齊藤 未月[→FCルビン・カザン(ロシア)/期限付き移籍]
MF鈴木 冬一[→FCローザンヌ・スポルト(スイス)]
注目選手
湘南ベルマーレの注目選手はGK谷 晃生です。
ガンバ大阪からのレンタル移籍延長となります。
2020シーズンの湘南ベルマーレはJ1最下位ながらも失点数はリーグ11位でした。
その一因として、25試合出場の谷の存在があったことは間違いありません。
個人的にはガンバの守護神東口の後釜は谷だと思っているので、2021シーズンも活躍に期待です。
順位予想の理由
湘南ベルマーレを17位に予想した理由は↓です。
若手の移籍
昨シーズン33試合出場の齊藤 未月及び14試合出場の鈴木 冬一が共に海外移籍となりました。
また、33試合出場の松田 天馬も京都に移籍しました。
湘南のこれからを担っていける若手が続々とチームを離れることとなってしまい、チーム構成も再考の必要があります。
得点力を底上げできなければ苦しい
湘南ベルマーレは昨シーズンを通して29得点とJ1リーグのチームで唯一1試合平均1得点を下回ってしまいました。
得点力底上げのためにWウェリントンを獲得しましたが、FW指宿も清水へ移籍してしまったため、得点は外国人頼みとなってしまいます。
ハマれば得点は量産できそうですが、Wウェリントンともに海外クラブからの加入となるため、フィットには時間がかかると考えています。
浮嶋体制は2年目ですが、Wウェリントンをうまくいかせなければ、苦しいシーズンの再来となる可能性も高いといえます。
2021シーズンJ1リーグ順位予想【17位】アビスパ福岡
降格圏最後の1チームとなる17位にはアビスパ福岡を予想します。
昨シーズンの成績
アビスパ福岡の昨シーズンの成績は↓です。
J2リーグ 2位
勝ち点:84 25勝9分8敗
得点数:51 失点数:29 得失点差:22
勝ち点84で徳島ヴォルティスと並ぶも、得失点差で惜しくもJ2 2位となりました。
監督
2021シーズンのアビスパ福岡の監督は長谷部 茂利 監督です。
2020シーズンからの続投となります。

移籍情報
2021/2/3現在の移籍情報は↓の通りです。
【IN】
DF奈良 竜樹[←鹿島/期限付き移籍]
FWブルーノ メンデス[←デポルティーボ マルドナド(ウルグアイ)/期限付き移籍]
MF吉岡 雅和[←長崎]
GK永石 拓海[←C大阪/期限付き移籍]
MFジョルディ クルークス[←ローダJC(オランダ)]
MF杉本 太郎[←松本]
DFエミル サロモンソン[←広島]
DF宮 大樹[←鳥栖]
DF志知 孝明[←横浜FC]
FW渡 大生[←大分]
DF森山 公弥[←福岡U-18]
【OUT】
MF菊池 大介[→柏/期限付き移籍期間満了]
FW東家 聡樹[→今治/期限付き移籍]
MF増山 朝陽[→神戸/期限付き移籍期間満了]
MF松本 泰志[→広島/期限付き移籍期間満了]
DF上島 拓巳[→柏/期限付き移籍期間満了]
FW遠野 大弥[→川崎F/期限付き移籍期間満了]
DF藤井 悠太[→群馬]
FW木戸 皓貴[→山形]
MF福満 隆貴[→C大阪/期限付き移籍期間満了]
DF篠原 弘次郎[→松本]
GKセランテス[→未確定]
MF鈴木 惇[→藤枝]
注目選手
アビスパ福岡の注目選手は新加入のFWブルーノ・メンデスです。
ブルーノ・メンデスは昨シーズンセレッソ大阪で24試合9得点と結果を残しており、アピスパでも得点源としての期待がかかります。
順位予想の理由
アビスパ福岡を17位と予想した理由は↓です。
強度を持ったプレー
2020シーズンのアビスパのJ2での戦い方は「強度を持ったプレー」が軸になっていました。
J1リーグでも新戦力を含め、その戦い方が継続できるかがシーズンのポイントになってくると思われます。
新加入のメンデスは昨シーズン、フィジカル面でも強さを見せていたため、強度を持ったプレーには問題なしと考えます。
あとは渡で2トップのコンビネーションが合わせられるかどうか、が鍵になります。
J1での戦い方にいかに早く慣れられるか
アビスパ福岡は5年ぶりのJ1復帰となります。
開幕からJ1のサッカーについていけるかに加え、徳島と同じく、過密日程に耐えうるほど選手層があまり厚くないことが不安点です。
選手層を考えると開幕直後のチームの完成度が低いままだと、そのままズルズルと降格圏に沈む可能性もあります。
就任2年目の長谷部監督がいかに早くチームをまとめられるかが順位の決め手になると考えます。
まとめ
この記事では2021シーズンJ1リーグの順位予想17位〜20位について解説してきました。
【ふくちゃん予想順位】
17位 アビスパ福岡
18位 湘南ベルマーレ
19位 徳島ヴォルティス
20位 ベガルタ仙台
この予想がどこまで当たるのか、開幕がますます楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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